春と言えばスマホ!(スマホは中学生から?高校生になってから?)

スマートフォンの学割キャンペーンが携帯電話会社で始まりました。
各社の学割キャンペーン内容を比較してみましょう。

売上トップ独占・iPhone7の32Gで計算しています。


数千円でスマホが持てるように、
チラシやホームページで書いてありますが、
結局8,000円ぐらいする(結構高いですね〜)ことと、
大手3社はほとんど変わらないことだけ知っておけばいい感じですね。

授業料が安そうに書いてあるけど、
実際は30,000円ぐらいする塾のチラシみたい(笑)

グッジョブはチラシやホームページに書いてある費用以外は一切いただいていません。

広告である程度価格を知り、適正だと思ったから買いに行った。
ところが、実際に買おう(入塾しよう)と思ったら、
実際は高っかいのね。でも今さら買わないなんて言えないし・・・
って、一番イヤな買い物になりませんか?

うちのような小さい塾がそれをしたら、
信用していただけなくなります。


さて、塾がスマートフォンのことを書くと、

「塾が携帯電話を勧めるなんて!!!!!!」

「そんなん与えたら勉強しなくなるじゃない!!!!」

と言われそうです。


確かに最近は、入塾前の面談で
「うちの子はスマートフォンばかりやっていて・・・」
とか「うちの子はスマートフォンの誘惑に勝てなくて・・・」
というご相談が多いです。

でもちょっと待って下さい。

お子様が、そのような心配をしなくてはならない状態なら、
持たせてはいけないのかも知れません。

でも、スマートフォンを持っていて勉強しない子は、
持っていなくても勉強しません。

スマートフォンがない時代は
「うちの子はパソコンばかりしていて・・・」
という相談がよくありました。

パソコンがない時代は
「うちの子はマンガばかり・・・」
という相談がありました。

「うちの子は友達と野球ばっかりやって・・・」
という相談もありました。
今ではスポーツを頑張っていれば褒められることが多いようですが。

私たちが子供の頃は、パソコンでプログラミングしていると、
「うちの子はパソコンでよう分からんことばっかして・・・」
と、小学校で必修化が決まっているプログラミングさえも、悪者でした。

パソコンを取り上げ、マンガを取り上げ、グローブを取り上げ・・・
勉強しない子供たちの親がどんなに頑張っても
彼らが勉強しないのは、昔から一緒です。

プログラミングも、マンガも、スマホも、スポーツも、
それらは悪いものであるどころか、
上手に使えば良いものです。
勉強を後回しにしさえしないのなら問題ありません。

優先順位を知っている子がスマートフォンを持つと、
こんなふうに使います。

● グーグルで分からないことを調べる。
● 欠席したら友達にノートの写真をLineしてもらう。
● 英単語アプリで単語を1日10個覚える。
● 動画授業をYouTubeで見る。

実際にグッジョブの中学生や高校生がやっていることです。

さらに、最近では塾にスマホで質問→動画で質問に答えてアップロードなんてこともしています。

お父さん、お母さんは、スマートフォンを持たせてよかったと言われます。


つまり、スマートフォンばかりしている子どもが悪いのでも、
持たせた親が悪いのでも、
スティーブ・ジョブズが悪いのでもありません。

私はこう考えています。


大人が使い方を教えないことが悪い。
宿題や試験勉強のほうが自分には大切だと思わない子が悪い。
スティーブは勉強しない子の遊び方を変えた。
スティーブは頑張る子の勉強法を変えた。
スティーブはグッジョブの指導スタイルを変えた。



最後に最も大切なことを。

スマートフォンを持たせるタイミングは大切です。

高校受験が終わってすぐ与えるのは最もダメです。



【注】スマートフォン本体は5〜10万円を2年分割で買うシステムです。パソコン並の性能があるマシーンが、パソコン並の値段なら高いとは言い切れません。プラス通信費が必要になりますが、家のISDN, ADSL, wifiと比べて特に高いわけではありません。それを自分のプラスになる使い方をする子には安い。マイナスの使い方をするなら、高い安いに関係なく、良くないものと考えたいと私は思っています。




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